円やかに生きる ー谷保暮らしー

東京都のど真ん中国立市谷保地域にて、畑を耕して、地域に関わる暮らしを書き記すブログ。そのほか天真体道、身体、詩、関わることをツラツラと。

堆肥の再発酵

本日は腐葉土の再発酵をしましたよー!

今回は前回仕込み分と合わせて200Lほどの量を、自立式のフレコンに仕込みました。

 

なんでわざわざ再発酵するのかというと、

市販の堆肥や腐葉土っていうのは、

病原菌や雑草の種子が残っていたり未熟である可能性が高いです。そのまま使うと障害が出やすいです。

 

というわけで、米ぬかを腐葉土の7-10%入れて、水分調整をしてしっかり撹拌します。

今回は冬場のため、50%としました。

通常4-11月は60%に仕込むんですね。

 

前回仕込んだ時は、秋頃だったので温度がしっかり上がってくれて、湯気がモクモクと上がるほどでした。

 

さてさて、今回はどうだろうか。

ドキドキだー。

 

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軽くなって、重くなる。

またまた、稽古で泣いた。

 

反り飛びは、妥協なく身体を開いて飛んでいく。

指先まで開いて、どこもかしのも真っ直ぐ開ききって、

空に向かって、

宇宙に向かって、

飛ぶ。

 

そうすると、自分のどこか硬く閉ざしているところに、ビリビリっと電気のようなものが走る。

そのまま瞑想に入ると、刺激から気づいた身体はそこにある何かを、吐き出そう吐き出そうとしはじめる。

後は、任せきる。

声が通り、意識が澄んでいく。

 

https://www.instagram.com/p/BeZ4Y8RHWie/

泣いた。泣いた。またまた泣いた。まだまだ出るぞ。自分の胸の奥のほうにある。自分の喉の奥のほうにある。ちいさな、だけど、大きな何かを凄く感じている。げほげほ。ごほごほ。何かを引っ張りだして、吐き出そうとする身体。飛んで。飛んで。静めて。静めて。出てくる。出てくる。止めない。止めない。いつまでかなんて考えない。出たいものは出ていくんだ。軽くなって、重くなってく。

 

身体に溜まったものが抜けていくと身体は「軽く」なる。

だけど、「重く」もなる。

力が抜けることで、重力に任せきることで重たくなる。

それは辛くなくて、心地よい。

そして、何より力が涌く。少しずつ少しずつ重心が落ちて深いところからの力が出るのがわかる。

 

身体と意識が軽くなることで沸き上がるエネルギーはとてつもないのかもしれない。

 

稽古は続く。

もっと軽く心地よい身体へ。

卒業

雪、ですね~。

畑に作った単管パイプでの小屋(製作途中)が崩れないか怖い。屋根を張ったばかりというのに。。。

 

さて、最後の本の発表会を終えて、鴨志田農園での「第一回野菜栽培基礎講座」を昨日卒業しました。
ちょっとホッとしました。

とはいっても、自分の畑で一年通したわけでもなく、まだ体感としても知識としても途切れ途切れでありまして、鴨志田農園の手伝いとやほばたけとの同時進行をしていきたいですね。

今年は落葉堆肥によるオーガニックフラワー栽培もできたらいいなと思っています。

学校での落葉堆肥プロジェクト、谷保での循環プロジェクトも始めるかもしれません。

 

これからがスタート、ですね~。

 


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ちなみに、第二回講座まだ募集中ですので、是非チェックを。
知識や経験もそうですが、仲間が増えるので広がりが出てきますよ!

空に向かって飛べ!

本日は天真体道の稽古紹介を。

 

表題に向かって、空に向かって飛ぶ!

「連続反り飛び」またの名を「新体道ジャンプ」

 

新体道は天真体道の前身となる体技。

天真体道の旧名称といっていいのかと思います。

その象徴となるジャンプです。

 

凄くシンプル。

ヤンキー座りから前方斜め上方に身体を開くようにジャンプ!

空に向かって飛びこむイメージ。

 


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これを連続で飛ぶ。

しなやかに飛ばないとひたすらにキツイ。

柔らかく身体を全て預けるような気持ちで飛ぶ。

いきなりやると怪我するので、準備運動はしっかりしましょう。笑

 

畑でやったのはこんな感じですよー。

 

||反り飛び|| 前も紹介したけれども、身体が進化してるー!と言われて嬉しかった連続反り飛び。別名を「新体道ジャンプ」。 #鴨志田農園 #天真体道 #体操 #新体道

 

エネルギーの解放としての体技。

ちょっとやるだけでもさっぱりすっきりしてしまう。

 

まだ身体的にも気持ちよく美しく飛べるようになるだろうな~!

美しく飛びたい!

鴨志田農園野菜栽培基礎講座

こんばんは。

本日、三鷹の鴨志田農園の餅つき会に足を運んできましたー。
鴨志田農園との付き合いは、僕が放課後NPOアフタースクールにてインターンをしていた頃からです。昨年一年間「第一回野菜栽培基礎講座」を受講して、主に堆肥技術と野菜栽培について学んできました。

鴨志田農園の特徴は、その「堆肥技術」にあります。
三重県の「農業技術の匠」橋本力男先生が生み出した堆肥技術であります。
CNBM分類という炭素資材、窒素資材、微生物資材、ミネラル資材というものを利用した、上質な完熟堆肥を作るというもの。
具体的には、籾殻・米ぬか・落ち葉・壁土をメインに、牛糞堆肥・発酵鶏糞などもブレンドしたりします。
何よりこの技術のいいところはレシピがある、ということです。
化学的知識や数学的な計算などはいらず、そのレシピ通りに作れば世界中どこでも上質な堆肥が作れるということです。

さて、完熟堆肥というと、ホームセンターなどでも見かけますが、実をいうと完熟しているものはほとんどありません。ビンにつめて水を注いでいくと、腐っていくのがわかります。堆肥を施肥してから日を開けなければならないのは、完熟していなくて腐敗する可能性があるからなのです。

この堆肥技術では、しっかりとした屋根、床、水分管理、温度管理をしていきます。
70℃以上の高温にして、雑草の種子・病原菌、害虫を死滅させます。そして、数ヵ月かけて完熟させていきます。

前述していますが、レシピは栄養バランスなども考えられて作られています。ですから、堆肥のみの施用で充分に野菜を栽培できます。
また、完熟しているために、施用後すぐに種まき・植え付けが可能となり、栽培効率も非常によいものです。
何よりも非常ーーに美味しい野菜ができます。

さて、ここでお知らせですが、
鴨志田農園で2月より第二回野菜栽培基礎講座を行う予定のようです。

是非、興味のある方はお申し込みください。

https://www.facebook.com/events/2266435636916461/


今年の講座はネパールへの視察・実習があるようですー。
この堆肥技術は世界へ広まるかもしれませんよ。


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いろんな農の在り方

 
鴨志田農園@三鷹の野菜栽培基礎講座の中で、いくつかの農園を視察に行ってきたのですが、その時で思ったことを改めて。
 
視察先の一つは、自然農をしていて、半自給的な暮らしをされているご夫婦。
そうした暮らしを始めたきっかけは311の東日本大震災で、原発問題などに揺れる中で食や健康を気にし始めたこと。
始めたころは機械も使わず、開墾から始め、自然農で耕さずに栽培して、種取りや麹室などの管理までして、地域にも関わりその暮らし方を提示、発信、受入までしている徹底ぶり。
とても思想的な側面が強く暮らしと農がほとんど一体になっている農園。
 
もう一方の視察先は、有機栽培で、飲食店への卸しを主な仕事にしている農園。
栽培・販売することが楽しく、農に関わり始めて、どういう野菜を栽培していくのか、どういう人達を対象に野菜を作り売っていくのか。そのために面白いものを取り入れていくし、面白い話があれば進めていく、よりビジネス的側面の強い農園。
 
 
毛色が全く違うようにも見えて、あまり変わらないなとも思えた。
その在り方というのは互いにその時々の環境の変化に応じているもので、同じだなと思うのです。
農地がどういう場所にあるのか。
周辺にどのような人たちが住んでいるのか。
どれくらいお金が必要な生活圏なのか。
その地域の大小や特性によって変化していくだけであって、人と人との関わりと生活の必要性の中で動いている。
思想的であれ、ビジネス的であれ、常にオープンで、人に誠実で自分に誠実に努力しているだけで、もうそれだけで素晴らしいなと思う。
 
こういううことって農だけではなくて全てに言えると思うけれど、様々な現実のグラデーションの中で、いろんな形の在り方があると思うのです。
 
はい。
ということで僕も活動していることはどうであれ、もう素晴らしいはずなので、ガンバリマス。
最後は、新年の抱負のような感じとなりました。(笑)
 
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やほばたけ

畑の投稿もちらほらとしていこうと思っております。

 

国立市谷保にて、耕している畑「やほばたけ」。

素朴なそのまんまの名前として活動しております。

 

自然農的にやったり、試行錯誤を重ねていますが、今後は有機栽培で取り組もうというところです。

オーガニックフラワーなどで有名な橋本力男先生の堆肥技術を三鷹にある鴨志田農園にてまなんできたので、その実践を、と思っております!

 

一つ一つ書いていけたらと思いますー。

 
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