石器時代遺跡のちょっと不思議な体験
最近、人に連れられて石器時代遺跡に行った。
石器時代の住居跡で、市街地から近くて、丘の上のような場所にある。
東向きに開けていて、朝陽がなんのさえぎることもなく、当たる場所。
丘を上っていると、あれ、ここはどこだ、となるように突然に別の空間のような感じがする。
なんかいいところだなあ、と現場に着くとなんだか身体全身がぞわぞわ~となる。
今まで、そこまで身体の感覚として出たことがなくって少し驚きながらも、「ああ、ここはいいところ」という確信と喜びが出てくる。
そのあとも少し余韻が残って、泣きそうになるという。
昔の人たちの住んでいたところが住むのに適しているっていう話は聞いたことがあったけど、ああ、こういうことなのか、と腑に落ちる感覚。
各地の原住民の人たちっていうのは、まだこんな感覚、いやもっと鋭敏な感覚を持ち続けているのだろう
なあって思う。