施術中にある確信
お客様を迎える時、施術前には小さな緊張を感じる。
僕の小さな緊張と、お客様の小さな緊張と、たぶん両方。
準備をしながら、少しだけ話をする。
話ながら、施術を進めていく。
ふと会話が途切れたときに違和感なく突然やってくる静けさ。
「あ、もう話さなくていいな」
自分でも驚くほど確信としてそんな風に思う。
リフレクソロジーはお客様と完全に相対して行うから、意識的に施術中あまり顔は見ないようにするのだけど、そんな時にチラリと見ると眼を閉じてたりする。
なんだか施術してると、そんな瞬間はある。
稽古でもそういえばあるなあ、と思う。
「あれ、今どういう風に動いたっけ?」みたいなくらい無心でカチッとはまる瞬間。
土曜日のリフレサロンでは、お二人ともそんな具合で満足してもらえたようで僕も満足な1日。
浅間大滝ーDay2ー
滝行、二日目。
二日目の目標は、
自分で滝から出てくること。
動くこと。
もっと楽しむこと。
ということで、早朝から入滝。
前夜、雨が結構降っていたこともあって、水量はより増していて、一日目の心地よさを感じつつも、やはりちょっと緊張する。
よし、入ろう、と思ったら、
先生に止められて、上脱いで、とのことで、上裸で入る。
初日より、息苦しさはなくて、すぐに呼吸は安定していく。
目を開けてみよう、と思ったら意外にも楽に目は開けられる。
ああ、先生が見えるなあ、と冷静にいられた。
ああ、動けるなあ、と思って、動く。
大基本の型をしたり瞑想の中の型を試す。
途中からどうでもよくなり、自由に動く。
打たれる箇所が変わると、動きの中で打たれると、自分の力の入りようや気づかぬ部位に気づいていく。
何より楽しい。
喜びしか湧いてこなくて、終始ニコニコしながら滝に打たれた。
初日にやれなかった、滝の水を飲んでみたりして、初日にもあった身体の中央が透き通るような感覚がより広がってく。
打たれているはずなのに、身体は伸びていくよう。
もう気持ちよくて仕方ない。
初日より短い時間だったけれど、大満足。
もうとにかく喜びしかなくって、身体の軽さが気持ちよくて、車まで飛び跳ねるように走って帰ってしまった。
先に滝を出ていた女性陣は、走ってきた僕を見て何か起きたのかと心配していた。笑
今回の滝は僕にとって「喜び」だったなあと思う。
ニコニコで濡れたままに走る僕。
僕の根っこってこれじゃないか、って感じ。
帰ってきて、子どもとぐちゃぐちゃになって遊んでるとき、ああこれだなあ、て思う。
まあ、とにかく楽しかった!
また、滝行きたいな。笑
浅間大滝 ーDay1ー
滝行に行って来た。
まさか人生で滝行に行くことになるとは思ってなかった。
人生ってほんと分からない。
今回行った滝は浅間大滝。
昨年の8月にネパールに行った時に小さな滝に入ったけども、動画を見たら大きさが段違いだった。
どちらかというと楽しみ多めの気持ちで軽井沢へ。あんまり現実感がなかったのもある。
目の前に滝がくるとやはり迫力に圧倒されて、ちょっと緊張。
一番手での入滝。
滝入るなら一番激しいところ行くしかないだろう、とずっと思っていた。
僕ってこういうところがなんだか極端だよなって思う。
ストイックだよね、とか言われることもあるけれど、僕の中であんまりそういう意識がなかったりする。気づいてないだけかもしれないかな。
とにかく入滝。
入ってまず思ったことは、
「息できない!!」
冷たい、とかもあるけれど、とにかく苦しい。
「力抜け!力抜け!」
と頭の中で呟いて、力を抜く。
滝に行く前日にかなり強烈な稽古で力を抜かざるを得ないような稽古をしてたからなんとかなった。痛くて、悲鳴あげるほどの稽古だったけど。笑
徐々に呼吸が深くなり、次は冷たさと身体の重たさの感覚。
その重たさも徐々に身体の下へ下へと降りていき、最終的には、呼吸も安定して、冷たくもないとっても心地よい感覚に。
夢中で入っていて先生に叩かれたことにも気づけず引っ張り出された。
15分~20分くらい入っていたようで、出たときは平衡感覚がなく、産まれたての小鹿のような感じだった。
なんとか着替え場まで辿り着く。
着替えて宿に帰った後も、指先のピリピリ感、腕と食道あたり?がヒンヤリとした感覚が残る。寒さや冷えではなくて、透き通るようなヒンヤリ感。イメージとして浮かんだのは、クリスタルとか鉱石のような感じ。
とにかくそんな不思議でそれでいて心地よい感覚に興奮しつつの一日目。
二日目につづく。
夜は踊りの中
夜の踊りの中
夢中で踊る
上手な人を目で追って
音を感じて
酔っ払った頭を絞りこんで
そんな風にして踊る
ふと上手く踊れる
僕はもっと自分の楽しむを感じようと思う
どこか自分を無いものとして考えてるところがある
あるよ
どうしても、ある
僕はどうしてもあるから
今は楽しまないと
嫌な人と楽しくしようなんて思わなくていいさ
誰が僕になんと言おうとはね飛ばしてもいいさ
そんな風に思う
夏の夜