円やかに生きる ー谷保暮らしー

東京都のど真ん中国立市谷保地域にて、畑を耕して、地域に関わる暮らしを書き記すブログ。そのほか天真体道、身体、詩、関わることをツラツラと。

2017-01-01から1年間の記事一覧

天正道場強化合宿

年末、天正道場の強化合宿がありまして参加してきましたー! 年末にかけて、色々予定がかぶり手伝えないところもありで申し訳なかったのですが。。。 参加できてよかったー!というのがシンプルな感想。 普段の稽古で何をやっているかというと、 基盤体技「…

穏やか

おだやかな人はゆったりしてそう。 おだやかな人はどっしりしてそう。 そうなのかな。 おだやかって何なのかしら。 穏やか。 落ち着いて静かな様。 だって。 うん、わかるよ。 木のような人かな。 落ち着いてどっしりしてる。 でも動かないでどどーんといる…

木曾新滝

9月1日。 木曾新滝へ。 10月は氷が混じる木曾。 今年の最後の機会はこの一日のみ。 それなら行くしかないな~と、日帰りの滝行となりました。 とにかく美しい滝。 浅間のような豪快な滝とは違う。 3,40mほどの高さから真っ直ぐと落ちてくる滝。ところどころ…

わかめ体操

正式名称 「瞑想組手 わかめ体操」 天真体道の組手の一つ。 波とわかめ。 波はまっすぐ通り抜けていく。 わかめは波に逆らわない。 ふわーっと、くにゃ~っと、じゃれあうような組手。 波は、まっすぐ通り抜けていくように。 相手の身体の状態を見極めて、そ…

とうがらし

暑さの中、草を刈っていると楽しそうな笑い声が聞こえてくる ああ、知っている声 子どもの声 すうっと僕の中に入り込んでくる 虫の声、風の音、草が触れ合う音 そんな音も気持ちよいけれど その瞬間の感情が素直に乗った笑い声はとても心地よい 「とうがらし…

石器時代遺跡のちょっと不思議な体験

最近、人に連れられて石器時代遺跡に行った。 石器時代の住居跡で、市街地から近くて、丘の上のような場所にある。 東向きに開けていて、朝陽がなんのさえぎることもなく、当たる場所。 丘を上っていると、あれ、ここはどこだ、となるように突然に別の空間の…

施術中にある確信

お客様を迎える時、施術前には小さな緊張を感じる。 僕の小さな緊張と、お客様の小さな緊張と、たぶん両方。 準備をしながら、少しだけ話をする。 話ながら、施術を進めていく。 ふと会話が途切れたときに違和感なく突然やってくる静けさ。 「あ、もう話さな…

8月6日

8月6日。 日付を見て、ただもう8月かと思うだけ。 なんとも鈍く、小さな僕だろうか。 8月6日。 もうすぐ27歳になってしまうのか、なんて思うだけ。 ああ、家族旅行が近いなあ、なんて。 自分のことばかりで、それで精一杯の僕だ。 8月6日。 そうい…

黒と赤

五日市街道を走らせる 車線の上に横たわる黒い何か 動かない 一瞬で通りすぎる 眼に映る赤 いつどこででもそれはある 涙がこぼれる 黒い何かの代わりに泣いているのか 何を悲しんだのか 悲しみとはなにか 何のために生きる 何か残してしまうようなものはない…

浅間大滝ーDay2ー

滝行、二日目。 二日目の目標は、 自分で滝から出てくること。 動くこと。 もっと楽しむこと。 ということで、早朝から入滝。 前夜、雨が結構降っていたこともあって、水量はより増していて、一日目の心地よさを感じつつも、やはりちょっと緊張する。 よし、…

浅間大滝 ーDay1ー

滝行に行って来た。 まさか人生で滝行に行くことになるとは思ってなかった。 人生ってほんと分からない。 今回行った滝は浅間大滝。 昨年の8月にネパールに行った時に小さな滝に入ったけども、動画を見たら大きさが段違いだった。 どちらかというと楽しみ多…

夏の静けさ

雷がゴロゴロ、雨がバシャバシャ。 黒い雲が通りすぎると、青が顔をだす。 蝉が鳴き始めた。 夏。 今、夏になった。 虫の声一つですうと身体の力が抜ける。 カレーを作る。 ご飯を相変わらず食べ過ぎる。 珈琲を淹れる。 砂糖なんていれない。 ミルクももち…

夜は踊りの中

夜の踊りの中 夢中で踊る上手な人を目で追って音を感じて酔っ払った頭を絞りこんでそんな風にして踊る ふと上手く踊れる 僕はもっと自分の楽しむを感じようと思うどこか自分を無いものとして考えてるところがあるあるよ どうしても、ある僕はどうしてもある…

悟っているかのようにして

どうしようもなく何かが必要であるとき 結局のところ身近な人へと走るのだ 必要であることを餌にして 理性では帰らねばと思いながらもすぐにその場の慰めや気休め優しさに流されていく何がよいかなどわかるはずもない 大抵歳をとるごとに悩むことは減るのだ…

呪文

旧くからの知人と 酒を酌み交わしているはずなのに言葉はその身体をすり抜けて 能面のような白壁に染み込んでいく お互いの言葉はただ発しているだけのようだ何か呪文のような言葉なのだけれど それがなにかは僕にはわからないトーシバがどうだ オリックスは…

おとな

おとなのせなかをみておもったんだおとなっていうのはツラそうにしてる おとなっていうのはじぶんかって おとなっていうのはじぶんもやれてないのにぼくらにはやれっていう おとなっていうのはぼくらのいけんをきかない おとなっていうのはなんにもしてくれ…

ぼくは、家なのだろうか

最近、身体の中のこと。 とても小さい生き物たちについて機会があり、考えた。ぼくは、家なんじゃないだろうか。 色んな小さな生き物たちが僕の中に住んでるんだろう。 ウイルスが侵入すれば、小さな住人たちが戦ってくれる。 自分の家を守ろうと。 家に傷が…